メタファは戦国武将
今日はまじめに。
戦国好きや三国志好きはよく他人を武将に例えます。
あの人は、家康だとか荒木村重だとか董卓だとか劉備だとか。
武将を知っている人同士だと、すぐに他人の特徴を共有できるメタファなんです。
出会った人を武将に例えてとらえれば、その人の特徴や、人となりを素早く掴むことが出来ます。
仕事がら人を観察することは多いですし、特徴を掴んで引き出すことを常に考える立場ですし
そういう意味では、戦国武将を知ることは、人となりを素早く掴む意味で、今の立場にとても役に立ってると感じます。
そして何より戦国武将の生き方を参考にすることで、リーダという役回りをどう演じるかとても参考になります。
そんな中で好きな武将をあげろといわれると、
「石田三成」「立花宗茂」「直江兼続」
だと思います。
リーダ的かっこよさで言えばダントツ「立花宗茂」
参謀的かっこよさで言えばダントツ「直江兼続」
ですが、生き方として手本とするのは「石田三成」です。
確かに三成は嫌なやつだったんだろうと思います。
敵も多いし、黒いし、官僚的だし、戦も弱いし。
ただ何より手本としたいのは、あの正義を貫く姿勢と関が原の合戦を実現した企画力です。
三成の正義感にを惚れ込んで味方になった人物は、そうそうたるメンバーです。
「島左近」「大谷吉継」「佐竹義宣」「直江兼続」「真田幸村」
確かに中には家康憎しで、三成側についた武将もいたと思いますが。
官僚的で融通の利かない性格の裏には、正義を貫く姿勢が隠れていたと思います。
そして、いち奉行の立場で、西軍を集め、負けはしたものの、大大名の家康に真正面から
ぶつかる機会(関が原の合戦)を作ったあの企画力と行動力は見本としたいと思ってます。
そして体育会系の自分的には「大一大万大吉」という石田家の家紋が結構好きです。
意味はこちら
http://www5e.biglobe.ne.jp/~nikke/daitidaimandaikiti.html
まー敵が多くて、たまに融通の利かない性格なんてのは、今の自分とそっくりかなと。w
意外と?頑固ですよ。って三成を手本にしてるぐらいですから。
「治部少(三成)に過ぎたるものが二つあり 島の左近と佐和山の城」
三成といえば、こんな俗謡が有名なんですが、この辺も似てるような気がして。